人事担当役員メッセージ

全社力の最大化に向けて、
成長とやりがいを実感できる
人材育成策を実施

執行役員 人事本部長池山 寧久
執行役員 人事本部長 池山 寧久

HUMAN CAPITAL MANAGEMENT

当社では、すべての従業員が成長を目指せる環境づくりを進めています。具体的には、2021年度には管理社員、2023年度には一般社員を対象に、人事制度を改定しました。実績に応じた処遇とすることや適宜評価のフィードバックが得られることで、若手でも臆せず挑戦する文化の醸成を目指しています。
当社グループはありたい姿の一つに「社員が生き生きと活躍できる会社」を定めています。この実現のためには、従業員各々の心と体の健康が重要です。そこで、健康維持・増進を積極的に支援する「住友ベークライトグループ健康宣言」を実施し、今年3月には「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。認定はあくまで第一歩として、引き続きさまざまな健康支援施策を推進することで、会社の持続的な成長を後押ししたいと思います。
近年では、DE&I推進も重要な課題です。多様な従業員が個性や能力を発揮し、生産性向上やイノベーションの創出につなげていくために、人事本部の中にDE&I推進室を立ち上げました。2023年度は、女性活躍ワーキンググループを発足し、座談会を開いて女性社員の声を集め、人事制度への反映も行っています。
また、当社グループは、エンゲージメントサーベイにも取り組んでいます。その分析結果では当社グループの従業員が、「社会的責任を満たしている」「企業倫理を順守している」の2項目で、日本企業の平均を大きく超えることが示されました。組織の可視化情報から当社グループの人材の強みを再確認するとともに、必要な施策をとり、従業員のパフォーマンス向上を図りたい考えです。
新中期経営計画では、このほかにもデジタル推進人材の育成やキャリア採用の強化も促進し、全社力向上に向けた人材の育成を進めてまいります。

多様性の尊重

多様性の尊重

イノベーション創出のために多様性の尊重が重要な課題となります。その中でも女性の活躍推進を第一歩として、「女性管理職比率(単体)」、「男性の育児休業取得率(単体)」をKPIとして定めています。また、「キャリア採用比率(単体)」を段階的に増やしていき、多様な人材が活躍する会社を目指しています。

自律性の強化

自律性の強化

従業員がお互いに刺激し合い自律性を高めていくため、360°評価を活用した教育プログラムを活用します。「360°評価に基づく教育の受講者数」をKPIに定め、自律性が高く主体的に課題解決に臨む従業員を増やし、新たな価値創造につなげていきます。

組織力の向上

組織力の向上

組織の一体感を高めるマネジメントを実践できる人材を育成するため「マネジメント教育受講者数」をKPIの一つに設定しました。組織への影響力が高いマネジャーが環境・社会価値の創造を目指して、組織の一体感を醸成していくことで企業価値を高めていきます。

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