住友ベークライト株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：藤原一彦）の鹿沼事業所で製造されるポリカーボネート樹脂プレートについて、国際持続可能性カーボン認証／ISCC PLUS（International Sustainability and Carbon Certification）認証を取得しましたのでお知らせいたします。

住友ベークライトは、このたび、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証を鹿沼工場で2024年12月に取得いたしました。
ISCC PLUSは、リサイクル原料やバイオマス原料などのサステナブルな原料が、製品製造を含むサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保する国際認証制度であり、これにより当社はマスバランス方式^※ を活用した下記製品の取り扱いが可能となります。

ISCC PLUS 認証の取得後、マスバランス方式で持続可能成分が割り当てられて製造された製品には、持続可能原料毎に規定された ISCC認証マークを付与して販売することができ、サプライチェーンの透明性を確保することで原材料が持続可能であることを証明することが可能となります。

住友ベークライトは、経営として取り組む重要課題の一つに環境負荷低減への貢献を掲げています。
これからも、本認証の取得や認証製品の提供を推進し、さまざまなステークホルダーとともに、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。

住友ベークライトはISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠すること、また、環境寄与に関するダブルカウントはしないことを約束し宣言します。

ISCC (International Sustainability and Carbon Certification) 認証は世界初のバイオマス、バイオエネルギーの国際持続可能性カーボン認証制度です。これまで130以上の国で、延べ90,000件以上が認証されています。（2024年12月現在／延べ数）

URL: https://www.iscc-system.org/

マスバランス方式とは、製品を原料から加工し流通させるプロセスにおいて、ある特性を持った原料とそうでない原料が混合される場合に、特性を持った原料の投入量に応じて、生産する製品の一部にその特性を割り当てる手法のこと。

ポリカーボネート樹脂製品に関するISCC PLUS認証の取得について（PDF: 654KB）

住友ベークライト株式会社  産業機能性材料営業本部

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