2024年10月2日
住友ベークライト株式会社 (本社：東京都品川区、代表取締役社長：藤原一彦) は、SNC Industrial Laminates Sdn. Bhd. (MALAYSIA 社長：上坂政夫) での液状フェノール樹脂の供給を拡大します。
需要の拡大が続くアジアにおいて、供給能力の強化を通じて、当社のプレゼンスを高めてまいります。
背景情報
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SNC Industrial Laminates Sdn. Bhd.（以下SNC）は、マレー半島最南端のジョホールバルにあり、主に回路製品の生産・販売拠点として、1990年に設立されました。設立当初から、内製用にフェノール樹脂生産をしておりましたが、2020年からフェノール樹脂の外部販売を一部開始し、2023年から本格的に外部販売を開始しました。今後は、さらに需要の拡大が見込まれる東南アジア・西南アジア・オセアニアをターゲットに拡販していきます。 |
スミライトレジン® 液状フェノール樹脂材料 |
今後について
近年、顧客から製品の安定供給に対するニーズが高まっています。当社グループは日本、北米、欧州、中国、東南アジアにフェノール樹脂の拠点を有しており、グローバルで供給が可能となっています。東南アジアには、タイに営業拠点を設けており、インドネシアには主に固形製品と粉末製品を生産する拠点があります。この度マレーシアのSNCからの液状フェノール樹脂の供給を拡大・強化することで、東南アジア・西南アジア・オセアニア地域の顧客に対して安定供給を行う体制を整えました。また、SNCでは世界各地の拠点で開発された当社グループの差別化製品についても、顧客の要望に応じて供給が可能です。今後、SNCはフェノール樹脂事業の競争力強化の一翼を担っていきます。
東南アジアのフェノール樹脂製造拠点
SNC Industrial Laminates Sdn. Bhd.
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関連情報
本件に関するお問い合わせ
住友ベークライト株式会社 マテリアルズソリューション営業本部 ポリマー営業部
TEL: 03-5462-4241