2022年6月7日
住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:藤原一彦)は、バイオマス原料を用いた構成で環境に配慮した包装フィルム『スミライト®NSバイオマスシリーズ』をラインアップしましたのでお知らせいたします。
開発の背景
近年、プラスチック全般に環境負荷低減が求められており、環境省の「プラスチック資源循環戦略」においても、戦略の1つに「2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入すること」が掲げられています。
今回の開発品「スミライト®NSバイオマスシリーズ」は原料の50%以上にバイオマス原料を配合し、日本バイオプラスチック協会が定める「バイオマスプラ」の認証マークを取得しております。植物由来のバイオマス原料を使用することで環境負荷の低減に貢献する一方、従来の「スミライト®NSシリーズ」より高防湿性と良好な成形性の両立を実現しております。今回の開発品は、2025年度に1億円/年の売上を目指します。 当社は、グローバルに事業を展開する機能性化学品の企業として、新製品の開発を通してSDGsの目標年である2030年とその先の未来に向けて、今後も持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 |
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フィルムの特長
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補足資料
参考:フィルムの物性試験データ
上記数値は代表値であり、保証値ではありません。
スミライト®NS バイオマスシリーズ
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関連情報
本件に関するお問い合わせ
住友ベークライト株式会社 フィルム・シート営業本部 医薬品包装営業部
TEL: 03-5462-4147