「NEXT MOBILITY」Webサイトに
当社の「樹脂製品が生む次世代自動車への貢献」についての記事が掲載されました

2021年7月29日


住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:藤原一彦)は、株式会社ジェイツ・コンプレックスが開設・運営する 「NEXT MOBILITY」Webサイト(https://www.nextmobility.jp/)にて当社の「樹脂製品が生む次世代自動車への貢献」についての記事が掲載されましたのでお知らせいたします。
住友ベークライトグループではグローバルに「e-Axle」樹脂化提案など電動化の取組みを推進しております。同時にADAS(先進運転⽀援システム)や⾃動運転⾞向け部品に対しても⾃社の樹脂製品を活⽤することで、様々な⾃動⾞部品の機能性向上に加えて⼩型・軽量化や⼀体化をはじめ、製造過程におけるCO2削減など、環境視点での取組みに注力しています。

事故の削減、渋滞解消、環境負荷低減などを目的に普及や開発が進むADASや自動運転車。一方で自動車の高機能化は、センサやレーダー、ECUなどセンシングや制御系部品の増加が必要となり、従来からの金属製部品では点数が膨大となってしまうものも多く、そのため、各構成部品を軽くコンパクトにしたり、一体化することで点数自体を減らすことが求められてます。また、部品の製造過程においても、さらなるCO2削減は業界における大きな命題のひとつとなっており、早急な対応が求められています。

この記事の中では、このような自動車分野における大きな課題解決に貢献する、住友ベークライトの樹脂製品についてご紹介いただいています。


記事の中で紹介されている製品・情報の概要

特定波長吸収シート

ADASで需要の高まる赤外線を用いたセンサ用のカバー材料です。選択波長機能を有する材料でセンシング性能を向上します。

3次元回路部品(LDS-MID)用 熱硬化型成形材料

部品の小型・軽量化、部品点数削減、工程数削減に貢献熱硬化性樹脂の採用で高信頼性立体回路部品を実現

ポリマー光導波路

次世代ハーネス(光ハーネス)構築とシンプル化に貢献。光配線により、より軽く、ノイズなく、沢山の情報を確実に車内へいきわたらせることが可能になります。

メッキ複合化技術

熱硬化性樹脂成形材料に金属メッキを施すことで、電磁波シールドなどの各種特徴を付加し電動化、軽量化に貢献する技術。

一括封止専用材料

ECUやセンサモジュールに一括封止技術を用いて樹脂化することで、部品の一体化や点数の削減、軽量化や信頼性の向上などを実現する。


住友ベークライトグループでは、お客の多様な開発目標を達成するための課題解決に向けて、当社の強みであるポリマー設計・合成からコンパウンディング、成形加工まで一連の開発業務を通じ、お客様と一緒になって考え、一つひとつのプラスチックの用途に対して、最適なご提案をすることが可能です。
特にこのたびご紹介した5つの製品、技術においては、従来構成素材の金属など無機物からプラスチックへの転換による小型軽量化や形状設計の自由度向上だけではなく、センシング精度、通信速度など機能向上にも貢献しうる製品になります。

当社では、樹脂材料を活用した顧客の製品開発などをサポートする目的で静岡工場内(藤枝市)に「オートモーティブソリューションギャラリー」を開設、さらに、モビリティ関連では、国内3か所の工場や、北米、欧州、中国、台湾などの海外拠点には、各研究所内に設置された樹脂製品の成形設備を活用して可能性検証や初期実験をすることができる「オープンラボラトリー」も開設しています。

当社グループでは「お客様を構想段階からサポートして、お客様の『想像』を『創造』に変えるお手伝いする体制」を構築し、お客様に「寄り添う」一貫したサポートにより、お客様のニーズにより細かに応えることを可能とすることで「CS(顧客の満足度)最優先」という理念を具現化してまいります。



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住友ベークライト株式会社 スマートコミュニティ市場開発本部