蘇州住友電木有限公司での半導体封止材の新規生産設備の導入について

2021年7月28日


住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:藤原一彦)は、半導体封止材の中国子会社(蘇州住友電木有限公司:SSB)で、新規に設備を導入することにより、生産能力を増強致します。

住友ベークライトは半導体封止材(スミコン®EME)において、世界でのトップシェア40%(当社推定)、中国市場においても、1997年より生産を開始しています。
ここ数年の中国市場の拡大および当社シェアアップに対応するため、SSB既存ラインでの生産能力増強を進めてきましたが、2020年のコロナ禍以降のリモートワーク用周辺機器や家電用途の半導体需要の拡大に伴い、半導体封止材の需要も一層拡大しており、既存設備での更なる生産量アップでは対応できなくなることが予想されることから、新規に生産ラインの導入を行い、生産能力を現在の1.5倍に拡大することとしました。

SBNA plant

蘇州住友電木有限公司外観

新規生産ラインは、現工場の建屋内に設置することとし、既に当局の承認も得て、着工致しました。2021年内に設置完了し、2022年初頭から生産を開始する計画です。
投資額は、約25億円を予定しています。

この能力増強により、当面の中国市場での半導体封止材の需要に対応は可能となりますが、将来的な更なる需要増に対しても迅速に対応して参ります。

 



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