ビオトープ内の案内マップ
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きらめきの湿地
広い水辺は化学物質の流域への流出を防ぐ目的で作られ、プールのような単純な構造でした。そこで、なだらかで浅い湿地をつくりました。浅い水辺は水温が高く様々な水生生物の隠れ家となりミナメダカなどの魚類、トノサマガエル、ゲンゴロウ類などの水生昆虫が増え賑やかになりました。
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ドングリの林
このエリアではアラカシ、クヌギ、マテバシイ、コナラなどのいろいろなドングリの木が見られます。
林の中に入りやすく整備しているので秋には、ドングリを拾ってネイチャークラフトやコマを作ったりして遊ぶための素材が沢山揃います。 -
浮島
広い水路を覆っていたホテイアオイを除去し、人工の浮島を浮かべました。
水中では島の陰に稚魚やヤゴなどが集まり安全な陸部にはイシガメや水鳥が体を休めます。 -
オギ原
外来植物のセイタカアワダチソウが優占していた平地をオギの草原にしました。
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彩の丘
ビオトープの計画地は平らな地形でしたが高さが4メートルの丘をつくりました。つづれおりの谷を登っていくと目の前に広い眺望が現れ「憩いの杜」の全体を見渡せます。斜面には里山の景色を復元し、珍しくなってきた秋の七草などが生育しています。
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カワセミの営巣地
カワセミの美しい姿は「憩いの杜」のシンボルの一つです。カワセミは天敵のヘビが近づきにくい崖地に横穴を掘って巣をつくる習性があります。近くの水辺に餌を探すための木や餌渡しに使うとまり木も植えました。
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エノキの大木
ヤマトタマムシの餌となるエノキは大きな木陰を作る美しい樹形の高木です。タマムシの成虫だけでなくゴマダラチョウの餌にもなり、甘い果実には野鳥が集います。生き物の繋がりを感じる「憩いの杜」のシンボルの一つです。
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水上デッキ
水辺に張り出した観察用のデッキです。
より水面に近づいて水辺や浮島に集まる生き物や景観をお楽しみください。