製品紹介
ハロペリドールは、統合失調症ならびにそう病の治療薬として広く用いられ、ハロペリドールの血中濃度は、適切な投与スケジュールの設定等に有用であることが示唆されています。マーキットGハロペリドールは、金コロイド粒子を用いた凝集法を測定原理とした血中ハロペリドール測定用キットで、各種自動分析装置に適応可能です。測定範囲は、1.25~50 ng/mLです。
用途
体外診断用医薬品
血中ハロペリドール測定用試薬
血清中または血漿中ハロペリドールの測定
使用方法
操作法
仕様
統一商品コード | 品名 | 包装単位 | 貯法 |
---|---|---|---|
713200247 | マーキット®G ハロペリドール | R1緩衝液 1瓶(38mL) R2金コロイド液 1瓶(11.5mL) 標準 1瓶(1.0mL分)×6濃度 (標準にはハロペリドールを含みます。 各濃度は瓶のラベルに記載しています。) |
2~8℃ |
測定原理
測定原理(原理図)
貯蔵方法・有効期間
貯蔵方法
2~8℃で保存
有効期間
製造後8カ月(有効期限はキット外箱に表示)
主要文献
- 1. 伊藤 斉, ほか : 神経精神薬理, 7 : 881, 1985
- 2. Morselli, P. L., et al. : Adv.Biochem. Psychopharmacol., 24 : 529, 1980
- 3. 伊藤 斉 : 臨床検査 Mook, No.17 薬の使い方と体液中濃度, p.17, 1984
- 4. Forsman, A., et al. : Current Therapeut. Res., 24 : 179, 1989
- 5. 吉本静志, ほか : 精神医学, 22 : 1159, 1980
- 6. Forsman, A., et al. : Naunyn-Schmiedeberg's Arch. Pharmacol., 286 : 113, 1974
- 7. Miyazaki, K., et al. : J. Chromatography, 223 : 449, 1981
- 8. Shostak, M., et al. : Fed. Proc., 35 : 531, 1976
- 9. 神定 守, ほか : 臨床医薬, 4 : 639,1988
- 10. Van Putten, T., et al. : Psychopharmacology Bulletin, 24 : 172, 1988
- 11. 森下 茂, ほか : 医学と薬学, 30 : 975,1993
- 12. 小口江美子, ほか : 神経精神薬理, 16 : 223, 1994
- 13. Magliozzi, J.R., et al. : Am. J. Psychiatry, 138 : 365, 1981
- 14. Guthrie, S., et al. : Psychopharmacology, The Third Generation of Progress : 1323, 1987
- 15. 染矢俊幸, ほか : 臨床精神薬理, 1 : 39, 1998
保険収載内容
B001 特定疾患治療管理料 「2」 イ 特定薬剤治療管理料1:470点
統合失調症の患者であってハロペリドール製剤又はブロムペリドール製剤を投与しているもの
注)詳細は「官報」等でご確認ください。
(2022年4月1日改定)
添付文書
関連資料
- SDS(準備中)
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