製品紹介
ブロムペリドールは、統合失調症の治療薬として広く用いられ、ブロムペリドールの血中濃度は、適切な投与スケジュールの設定等に有用であることが示唆されています。マーキットGブロムペリドールは、金コロイド粒子を用いた凝集法を測定原理とした血中ブロムペリドール測定用キットで、各種自動分析装置に適応可能です。測定範囲は1.25~50 ng/mです。
用途
体外診断用医薬品
血中ブロムペリドール測定用試薬
血清中または血漿中ブロムペリドールの測定
使用方法
操作法
仕様
統一商品コード | 品名 | 包装単位 | 貯法 |
---|---|---|---|
713200261 | マーキット®G ブロムペリドール | R1緩衝液 1瓶(38mL) R2金コロイド液 1瓶(11.5mL) 標準 1瓶(1.0mL分)×6濃度 (標準にはブロムペリドールを含みます。 各濃度は瓶のラベルに記載しています。) |
2~8℃ |
測定原理
測定原理(原理図)
貯蔵方法・有効期間
貯蔵方法
2~8℃で保存
有効期間
製造後8カ月(有効期限はキット外箱に表示)
主要文献
- 1. 内海晴海, ほか : 臨床薬理, 24 : 469, 1993
- 2. 五十嵐良雄, ほか : 臨床薬理, 17 : 367, 1986
- 3. 柴崎守和, ほか : 精神薬療基金研究年報, 24 : 225, 1993
- 4. 藤井康男 : 神経精神薬理, 7 : 649, 1985
- 5. 千嶋達夫 : 聖マリアンナ医科大学雑誌, 17 : 455, 1989
- 6. 高木哲郎, ほか : 臨床と研究, 66 : 2670, 1989
- 7. 諸川由美代, ほか : 精神誌, 89 : 741, 1987
- 8. 千嶋達夫, ほか : 日老医会誌, 24 : 409, 1987
- 9. 根岸協一郎, ほか : 日老医会誌, 26 : 92, 1989
- 10. 大田郁也 : 九州神経精神医学, 37 : 90, 1991
- 11. 染矢俊幸, ほか : 神経精神薬理, 18 : 29, 1996
- 12. Someya, T., et al. : Journal of Clinical Psychopharmacology, 20 : 175, 2000
- 13. 広兼元太, ほか : 臨床精神医学, 25 : 1227, 1996
- 14. 染矢俊幸, ほか : 神経精神薬理, 1 : 39, 1998
- 15. 渡辺昌祐, ほか : 抗精神病薬の選び方と用い方 改訂3版(新興医学出版社): 58, 2000
保険収載内容
B001 特定疾患治療管理料 「2」 イ 特定薬剤治療管理料1:470点
統合失調症の患者であってハロペリドール製剤又はブロムペリドール製剤を投与しているもの
注)詳細は「官報」等でご確認ください。
(2022年4月1日改定)
添付文書
関連資料
- SDS(準備中)
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