植物と真菌の相互作用は広く研究されています。植物は防御機構として二次代謝物を生成し、一部の菌類はそれを解毒できます。しかし、植物と真菌の相互作用のメカニズムの詳細はまだよくわかっていません。
今回はeLifeに発表された論文A parasitic fungus employs mutated eIF4A to survive on rocaglate-synthesizing Aglaia plantsをご紹介します。植物寄生菌であるOphiocordyceps属の真菌が、アグラア属植物植物が合成する二次代謝物rocaglatesを回避する新しいメカニズムが解明されました。本研究より、宿主植物で合成された二次代謝産物を中心に、植物と真菌がそれぞれ独自の戦いを繰り広げているという大変興味深い内容です。
プロテオセーブ®SSの50mL遠心管が、培養した胞子の処理に使用されています。詳しくは「Read More」をクリックしてください。皆様のご研究などの一助になりましたら幸いです。
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