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住友ベークライトS-バイオ事業部
からのお知らせです。
動物実験を代替する手法としての
MPSデバイス応用研究のご紹介
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当社は2022年よりAMED再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生医療技術を応用した高度な創薬支援ツール技術開発)に参加し、東海大学と共同で開発した多臓器の連結培養が可能なMPS(Microphysiological System)デバイスを今年7月に試験販売しました。

今回は本MPSデバイスを使用した東京大学との共著論文Gut-liver microphysiological systems revealed potential crosstalk mechanism modulating drug metabolismをご紹介いたします。

本研究では、キメラマウスから採取した初代ヒト肝細胞(PXB細胞)とヒトiPS細胞由来の小腸細胞をMPSデバイスに共培養させました。共培養と酸素供給により、PXB細胞のアルブミン分泌量と複数種のCYP活性が増加し、小腸細胞のバイリア機能も維持されることが確認されました。さらに、酸素供給ありで共培養したPXB細胞では、アラキドン酸代謝過程に関連する遺伝子の発現が上昇しました。

これにより、小腸細胞はPXB細胞から分泌された胆汁酸の刺激を受け、CYP活性を増強させることが推測されました。当社のMPSデバイスは、創薬において動物実験代替法として有望な技術となることが期待されます。

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低吸着シリーズ製品の
新しいアプリケーションノートのご紹介

細胞回収用低吸着コニカルチューブ『ステムフル®』は小腸オルガノイドのシングルセル回収において一般遠沈管に比べ回収率が向上しました。本製品は細胞吸着による細胞ロスが少なく、貴重な細胞の回収率向上に貢献します。

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トーク

S-バイオ事業部 マーケティング・営業部の島岡です。10月に入って酷暑もようやくひと段落し、朝夕はずいぶんと過ごしやすくなりました。このような季節になると、普段とは違う何か新しいことに挑戦したくなりませんか?新しい料理に挑戦したり、運動を始めたり、読書に集中したり。私は、新たなジャンルの本にチャレンジしています。普段は読まないような本を手に取ることで、新たな視点や知識を得ることができます。読書は、心の中に新たな世界を広げてくれると思います。皆さまも新しい何かに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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