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住友ベークライトS-バイオ事業部
からのお知らせです。
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動物実験代替法としてのMPSの可能性:
新しいプラットフォームのご紹介

創薬における動物実験の限界と倫理的問題から、より正確な評価を可能にする動物実験代替法として注目されているのが生体模倣システム(Microphysiological system、MPS)です。

今回論文紹介で取り上げたのは東海大学木村先生の研究グループが開発した新しいMPSプラットフォームです。従来のポンプ駆動システムを使わず、ウェル間の送液を可能にしたこのデバイスは24ウェルプレートをベースとして高いユーザービリティを実現しました。

4臓器までの連結培養が可能で、最大6系統の評価が一度に行え、スループット性も改善しました。肝細胞と小腸細胞の共培養実験では、小腸のバリア機能と肝細胞の代謝に関連する遺伝子発現レベルの増加が確認されました。

当社はAMED再生医療・遺伝子治療の基盤技術開発事業に参加し、プラスチックの表面処理技術や精密加工技術を用いて、MPSデバイスの開発に積極的に取り組んでいます。

2022年からは本論文の著者たちと共同で、この連結培養の革新的なプラットフォームの開発を進めています。このプラットフォームは、臓器間相互作用を研究するための有力なツールとなり、創薬研究におけるユニバーサルプラットフォームとして期待されています。

詳しくは「Read More」をクリックしてください。皆様のご研究などの一助になりましたら幸いです。

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What's new

S-BIOに関するニュースをお届けします。

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MPSワールドサミットへ参加しました

2024/6/10〜14まで米国シアトルで開催された第3回MPS World Summitに参加して、企業展示も行いました。
次回のメルマガではMPS-WS参加の詳細をご紹介します。
お楽しみに!

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3次元培養プレート
PrimeSurface®の使用例のご紹介

動物実験の代替法としてヒト由来の細胞実験が求められている中、ヒト細胞を用いた3次元培養が注目されています。
PrimeSurfaceRを用いたヒト腎細胞スフェロイドの作製例をご紹介します。

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トーク
こんにちは、S-バイオ事業 マーケティング営業部の前川です。世界的な温暖化で日本もますます熱くなってこれから厳しい暑い時期に突入しますが、美味しいビールで暑い夏を楽しみましょう!
今回は創薬の研究の一助になればと思い、当社開発品のMPSデバイスの紹介です。当社のマイクロ流路や、表面加工の技術を盛り込んだ製品になっており、今までにない画期的な製品として発売予定しておりますので、楽しみにしてください!
製品に関するお問い合わせはいつでも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい!
SNSでも情報を発信しています。
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