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細胞回収用遠沈管 ステムフル® 実験例
F-hiSIEC™(ヒトiPS細胞由来腸管上皮細胞)回収における比較試験

富士フイルム社のF-hiSIEC™は、ヒトiPS細胞を小腸の腸管上皮細胞に分化誘導した創薬支援用細胞です。 ヒト生体に近い機能を有し、薬物の吸収性を高精度に評価できる画期的な細胞であるため、経口剤開発の効率化に大きく貢献します。

* F-hiSIEC™につきましては販売元の 富士フイルム和光純薬株式会社 にお問い合わせください。

実験条件

試料 :   F-hiSIEC™(ヒトiPS細胞由来腸管上皮細胞)(富士フイルム社製)
容器 : ステムフル®遠沈管15mL(品番:MS-90150)
通常遠沈管15mL
測定方法 : ① F-hiSIEC™播種用培地をステムフル®遠沈管15mLと通常遠沈管15mLにそれぞれ9mL入れる
② F-hiSIEC™は凍結バイアルから回収し、2mLの播種用培地に懸濁する
F-hiSIEC™細胞懸濁液を①の遠沈管にそれぞれ1mL分注し、1000rpmで5分間遠心する
③ 上清を除去し、培地を遠沈管にそれぞれ1mLずつ入れて細胞を再懸濁する
④ 3回細胞数をカウントし平均値を算出。通常遠沈管の回収率を100%と換算して比較

* ここで用いられておりますデータはすべて弊社で実施した測定の一例で保証値ではありません。また、あらゆる条件下での性能を保証するものではありません。


ステムフル®は一般遠沈管に比べ細胞吸着による細胞ロスが少なく、貴重な細胞の回収率向上に貢献


ステムフル®は通常遠沈管に比べ
細胞吸着による細胞ロスが少なく、F-hiSIEC™の回収率が向上した

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