プラスチックのパイオニア

文字サイズ

タンパク低吸着容器シリーズ プロテオセーブ®SS 実験例
真菌胞子の分析での使用例

国立研究開発法人理化学研究所 環境資源科学研究センター 植物免疫研究グループ 熊倉直祐先生よりデータご提供

容器への真菌胞子の吸着を比較

①胞子ペレットの観察

実験条件

容器 :    プロテオセーブ®SS遠沈管50mL
一般遠沈管50mL
サンプル 炭疽病菌胞子懸濁液
測定方法 胞子懸濁液10mLを遠沈管に入れ
3,000g × 5minで遠心

②胞子回収率の比較

実験条件

容器 :    プロテオセーブ®SS遠沈管50mL
一般遠沈管50mL
サンプル 炭疽病菌胞子懸濁液
測定方法 上記①の遠心後、ペレットを水で再懸濁して新しいチューブに移して胞子回収率※の平均値を算出
テスト数 n=4

※胞子回収率=回収した総胞子数/ 最初にチューブに入れた総胞子数*100g

プロテオセーブ®SS論文(真菌胞子の使用例)

データご提供いただいた熊倉直祐先生の炭疽病菌に関する論文はこちら
https://elifesciences.org/articles/81302

肺などの感染症を引き起こすアスペルギルス属真菌の殺菌試験(Time-kill curve assays)にプロテオセーブ®SSプレート96Fを使用した論文はこちら
https://journals.asm.org/doi/epub/10.1128/aac.02689-18