プラスチックのパイオニア

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3次元培養用プレート「PrimeSurface®」実験例
3D浮遊培養を用いたヒトiPS/ES細胞から脳オルガノイドの作製

プレート :  PrimeSurface® 96V プレート(品番:MS-9096V)
播種細胞数 1x104 cells/100 µL/well

・Day 18は写真撮影のためPrimeSurface® 低吸着シャーレを使用

3D浮遊培養を用いたヒトiPS細胞から脳オルガノイドの作製

【データ提供】関西医科大学 医学部 iPS・幹細胞応用医学講座 教授 六車恵子先生

PrimeSurface® プレートを使用することで同じ大きさの均一なスフェロイドが得られる


【六車先生コメント】
3D浮遊培養にPrimeSurface® のV底プレートを用いることで均一なスフェロイドから各組織に分化誘導を行うことができ(自己組織化)、効率よく脳オルガノイドを作製することができた。



PrimeSurface® プレートを使用した脳オルガノイド作製に関する参考文献】

  • 小脳: Muguruma et al., Cell Rep 10, 537-550 (2015) ; 六車恵子:Ⅱ-7 小脳オルガノイドの作製とプルキンエ細胞への誘導.「決定版 オルガノイド実験スタンダード」羊土社, 77-86 (2019)
  • 大脳:Kadoshima et al., Proc Natl Acad Sci USA 110, 20284–20289 (2013)
  • 網膜:Kuwahara et al., Nat Commmun 6, 6286 (2015)


  • ここで用いられておりますデータはすべて当社で実施された測定の一例で保証値ではありません。また、あらゆる条件下での性能を保証するものではありません。